青竹手打ち佐野ラーメン 加州屋

佐野警察署の北側に位置する『加州屋』。やさしい色合いの外観に茗荷の家紋が映える看板が目印。店内は、カウンター席とテーブル席、小上がりの座敷席をあわせて34席確保できるので、ゆったりと食事を楽しめます。店主はもともと佐野市の出身でしたが、都内で修業をし、独立を考えていたときに、『佐野らーめん予備校』の開校を知り、地元へ戻ってきたといいます。『佐野らーめん予備校』で基礎を学び、その後『麺屋ようすけ』で3年間修業を積んだ実力派。

おすすめはなんといっても佐野ラーメン。『佐野らーめん予備校』で学んだ由緒正しい伝統の技と、『麺屋ようすけ』で習得した経験をもとに、さらに研究を重ね、試行錯誤の末にたどり着いた一杯。店主が理想とする、もっちりとしていてハリがある麺を目指し、3種類の小麦粉を混ぜ合わせてつくられた青竹手打ち麺。出汁にもこだわり、厳選された素材を使用しています。鶏ガラ・豚ガラ・香味野菜の他に、鯛と昆布の旨味を織り交ぜ、まろやかで上品な味わいのスープを完成させました。口の中でほどけるような食感のチャーシューも、スープの旨味をさらに引き立て、食べ終わった後の余韻が存分に楽しめます。

『佐野らーめん予備校』と『麺屋ようすけ』の学びを活かしたラーメン作り。おいしさの探求に励む店主の情熱が詰まった一杯をどうぞお楽しみください。